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東京で、高齢者のための音楽療法2016年05月08日

高齢者施設などで行われている音楽療法の時間に、高齢者の利用者さん達が集まって、童謡・唱歌や昔の流行歌などを歌っている様子を見たことはありますか。あの活動は、単に音楽レクリエーションとして歌を楽しんでいるのではなく、医学的根拠に支えられた代表的な活動の一つなのです。

認知症の患者さんにとっての音楽療法の役割
高齢者の方、特に認知症の方は、自分の記憶力の低下に毎日不安を覚えています。人の名前がなかなか覚えられない、いつも会う職員の名前が覚えられない、今朝何を食べたのかも忘れてしまった。記憶が不確かな物になっていくのを自ら自覚しながら生活するのは精神的にとても不安定になり、うつ病になる方も少なくないです。
そんな精神状態を改善できるのが、音楽療法です。現在の生活で体験している短期記憶は、認知症の方にとって保つのは非常に難しいです。ところが、若い頃から覚えている長期記憶は、引き出しやすいのです。
子どもの頃から沢山聴いている童謡・唱歌や、若い頃に流行った歌などを聴くと、長期記憶が引き出され、同時に、その当時の自分の環境・体験などのエピソードも一緒にくっついて引き出されるのです。歌に付随して当時の鮮明な記憶を引き出すことは、精神の安定へとつながります。日々忘れていく毎日の中、しっかりした記憶を思い出すことが出来たら、それは嬉しい事ですし、気持ちも落ち着くでしょう。

当団体は、東京で、高齢者の音楽療法に力を入れています。上記のように、認知症の方に対する精神的なケアはもちろん、歌ったり、楽器演奏したり、音楽に合わせて身体を動かすことにより肉体的な機能回復という点も重視しています。そして何よりも、音楽活動により、楽しくリラックス出来る事を大切にしています。

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