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一期一会の「認知症カフェ」2019年01月15日

「認知症カフェ」は各地の医療、福祉の方たちによって催されています。

今までも地域のクリニック開催の「認知症カフェ」に音楽療法の講師で招かれたことがあります。

今回は都内の目白にあるクリニックから連絡を頂きました。目白駅の山手線を挟んで文京区と豊島区があり、共に音楽療法ではご縁があります。文京区は地域の高齢者への音楽療法セッションが好評で継続されています。豊島区は30年以上前から各地の高齢者会館(ことぶきの家など7~8ヶ所)で各地に先駆けて始まり、地域の元気な高齢者に対する活動として行われてきました。スタート時は赤星建彦会長自らプログラムが定着するまで出向き、講師、筆者も状況を理解することから出かけていました。キーボード中心であったり、楽器を使う基本プログラムであったり、地域により希望、趣向もそれぞれです。参加する方の意識、反応は違うので、その体験から進行を考え、組み立てるのが会長の理念でもありました。現在も数ケ所継続されています。

さて、今回の会場は近くの有料老人ホーム2階です。テーブルを前にお菓子とお茶が用意され、参加者はクリニックに通う7名と家族の方。クリニックの院長、副院長、看護師、相談員の方等スタッフも一緒に参加しての和やかな雰囲気です。

スタートは職員のスマホからのラジオ体操で始まり、副院長から音楽療法の目的を伝えていただきました。紹介された後、参加者の好きな曲を聞くと、童謡、唱歌、歌謡曲、演歌、クラシック(聞く)と言う声も。大晦日NHKの紅白歌合戦を見た、と手を上げたのは2名で、印象に残った曲は?に、中島みゆきの曲とありました。

この日のプログラムは、導入に、歌、足、手を使用して「あんたがたどこさ」、季節の曲「雪」「たき火」、歌と手話で「故郷」、楽器合奏は「いい湯だな」、楽器は(パドルD3ケ、MTスズ4ケ、MTタンバ2ケ)終わりのトレモロでドンと終了のリズムが合うと、初めての体験でも皆さま笑顔になり、達成感が得られた様子。声も大きくなり楽しい雰囲気を味わって頂きました。呼吸法、リズムトレーニングでは「北国の春」、「上を向いて歩こう」などおなじみの曲で、リラックスして参加して頂いた様子で、終了時に職員からの感想は?の質問に「楽しかった」と声がありました。

軽度の方と見えても家族の方は、日常生活、これからの進行に不安を抱えている方もいらして、医師の治療と同時に、楽しく参加しながら他者とおしゃべりと意見交換する場、心身の活性化、進行の予防に繋がる場所は必要であることが伺えました。更に音楽療法が役立つことを願っての一期一会の認知症カフェでした。

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