東京を中心に多くの地域や施設に療育音楽(赤星式音楽療法)のプログラムの導入や指導、指導者の養成、相談をおこなっております。

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財団法人 東京ミュージック・ボランティア協会(TMVA)

財団法人  東京ミュージック・ボランティア協会(TMVA)

〒187-0001
東京都小平市大沼町
1-14-10
TEL:042-343-2596
FAX:042-343-5785
E-mail
tmva@kb3.so-net.ne.jp

公益法人の寄付行為(一般社会の定款)によって五つに分けられます。

(1)心身障がい児者及び高齢者に対する音楽を通じた生活指導に関すること
当協会では東京を中心に多くの地域や施設に音楽を通してのプログラムの導入や指導、相談に応じ、大変喜ばれ成果を上げています。
(2)心身障がい児者及び高齢者のための療育音楽指導者の養成に関すること
時代と共に障がいの対応もより細分化しています。
療育音楽指導も色々な要素が必要となり、音大出といえども直ちにこの指導ができなのが現状です。 そこで設立当初より、指導者養成講座を朝日新聞厚生文化事業団、などの後援で開催、各施設でも指導研修会を行なって来ました。
’88年4月から”療育音楽指導者”養成講座の受講者の中から協会認定を行なっています。
’90年からは指導者を指導対象別に5グループ
(1)特養などの要介護高齢者
(2)認知症高齢者
(3)知的障がい者
(4)身体障がい者
(5)元気な高齢者
に分けプログラムを工夫し、定期的に勉強会を行なっています。
更に’92年より、より専門職として取り組む方達対象に、専門コースを設けました。
(3)心身障がい者及び高齢者を中心とした音楽会の開催
私たちの音楽会活動の根源をなすものは、音楽の原点に帰って”先ず音を楽しむ” から始まっています。
主に療育音楽に於いては音楽技術の上手下手より音楽によって如何に楽しみ、 精神的、肉体的リハビリテーションに結びつけるかが必要です。
そこで障がいのある方と高齢者が一堂に会し、音楽で交流し、発表する場として ”みんなの音楽会”を’75年(昭和50年)より、 FMAと共催し、NHK厚生文化事業団、東京都、東京都社会福祉協議会、浴風会、 日本歌手協会の後援を得て今日に至っています。
参加者は’75年2、’76年4、’81年22、’82年からは、2日間で35グループ、 ’94年の第20回からは3日間開催で40以上のグループが出演し、盛り上がりを みせ、今日に至っています。
この”みんなの音楽会”の楽しみの一つとして、一流タレントやトップミュージシャン の特別ボランティア出演があります。
これに出るために”頑張って、 1年でも長生きしよう”というような思いがけない効果も多く出ています。
そのほか”ミニ・みんなの音楽会”は、年数回催し、世界的トランペット奏者の故 ニニ・ロッソ氏も、来日のたびに参加してくれ、私たちの活動に、深い理解と協力をいただいてきました。
(4)歌唱や楽器を使って演奏することによる人体に及ぼす影響についての調査、研究に関すること
心身障がい児者や高齢者に療育効果を考慮した楽器の使用法や工夫を行 い、更に機能回復に役立つ楽器教材の開発を行っています。
いくつかの施設では、参加者一人一人に基礎調査と評価、カンファレンス を行い、ドクターを始めPT,OTなどの医事関係者、施設職員が年に数回、 変化をチェックしています。 又、どの施設でも応用して使えるように状況をパターン化して、わかり易 い評価表をつくりました。
更に、色々な状態に於 ける、それぞれの数値のチェックをし、医療専門家の協力でいわゆる科学的、医学的効果の検証につとめ、音楽と健康状態に関するデーター 作りに役立てて、関連の情報を国内、外から収集し調査研究しています。
 
研究事業実績
(5)心身障がい者通所施設の管理運営
みんなの家’77
私たちの活動がより有効に地域の方に役立つための施設として ’77年7月7日に、東京都小平市に建てられたのが”みんなの家’77”です。
ここでは音楽(楽器)によるリハビリテーションの実践のための、色々な研究 が行われており、毎日目的別に療育音楽を行なっています。現在は17プログラムがあります。
毎日の評価を蓄積して、心身の発達を目差すことの他にも、リズムを身体で 感じる体感床振動装置やテーブルドラムなどを先駆的にとり入れ、反応の データーづくりに努めています。
(6)其の他目的を達するために必要な事業
A,障がい者に対する音楽指導のためのカリキュラムの作成
障がいのある方、中でも高齢者の多くは気力、体力の低下や視力、聴力の衰え があり、歌う場合でも伴奏の音量、音質、調子や速度の設定を考慮する必要 があります。
経験から学んだカリキュラム、メソッドの作成をしました。
教本及び曲集などのレッスンメソッド
○みんなの唄100曲@AB
@はあるテレビ局が’80年に行った「日本国民の本当に好きな歌200曲はこれだ」に当協会が全国の関係施設からアンケートをとったものを加えて制作。(’81.3)
Aはそれに療育的なオリジナル曲も加え(’82.3)
Bは認知症高齢者の方に役立つ選曲を加味して(’86)作りました。
○みんなの唄 楽譜集205曲
みんなの唄 楽譜集205曲は、一般の人の声域より2〜4度前後下げた楽譜、
指導者がハーモニーをとり、コーラスを楽しめるよう編曲しています。
○みんなの唄 楽譜集107曲
みんなの唄 楽譜集107曲は、認知症の方でも使える選曲です。
○心につなぐ歌 歌詞集(楽譜付)(1)(2)
○みんなで歌おう フロッピーディスク12枚
  1. わらべ唄
  2. 外国曲
  3. 民謡 1
  4. 民謡 2
  5. 歌謡曲 1
  6. 歌謡曲 2
  7. 歌謡曲 3
  8. 唱歌・童謡 1
  9. 唱歌・童謡 2
  10. 唱歌・童謡 3
  11. 唱歌・童謡 4
  12. レッスン用
高齢者のためのベストヒット@高齢者のためのベストヒットA
○高齢者の療育音楽
音楽レッスンの基礎、指導法、リズム楽器の簡単な奏法、合奏の基礎、障がい者の使い易い楽器などの紹介。(’95.7)
○楽器ガイドブック
高齢者、障がい者に使い易い楽器ガイドブック。
B,療育音楽用楽器の研究、開発 「療育音楽用LD(Little Drum)など」
○MTカスタ
MTカスタ
五指の訓練が出来る大きさ、音も低くしました。
○MTタンバ
MTタンバ
タンバリンに柄をつけ、片手でも演奏出来るようにしてあります。
握る部分が凸凹になっており手を刺激して健康に役立つように工夫されています。
○MRスズ
MRスズ
スズの音程が高齢者などに聞きやすくするために低くしてあります。
握る部分が凸凹になっており手を刺激して健康に役立つように工夫されています。

○生涯学習 高齢者用キーボード シンプル・キーボード「KB−18」
当協会では、熟年者のため、音色、リズムパターン、音程、日本語による大きな表示という 特色をもったキーボードをヤマハに提案。
「五線音譜が読めなくても気軽に弾ける」と好評です。
C,”療育音楽”に関する日本及び世界の情報の調査、研究
北海道から沖縄まで約700余の多くの施設を訪れ、研修では3000を超える 施設関係者の参加を得て色々な調査を行うと共にアドバイスをしました。
アメリカには何度も訪れ、音楽療法科の教授と意見交換したり、調査など行なったほか、病院、養護学校、施設などの 音楽療法実技を参観しました。
’95年11月の全米音楽療法大会では、日本人として初めて発表をし、’97年の48回大会では今までの活動が評価され、全米音楽療法協会・会長バーバラ氏より特別会長賞が(財)東京ミュージック・ボランティア協会と、会長の赤星建彦に贈られ、大きな反響を得ました。
ブラジルには’83年2月より、ほぼ毎年訪れ、日系人の音楽趣向調査や、現地の人の音楽動向調査など行いました。
研修を受けたボランティアの指導者約30人が日系人だけでなく現地の施設や学校で定期的に指導、ブラジル版”みんなの音楽会”も毎年1回開催され、地域に根付いた活動として広がっています。
又、タイ・シンガポール・マレーシアでも研修会を催し、ニュージーランドやヨーロッパ各地でも、調査研究活動を行っています。
D,療育音楽に必要な曲の作曲、フロッピー・ディスク、テープなどの制作
療育音楽用伴奏音楽の制作
障害の多様性、重度化が進むと共に、一定の高さ(Key)、速さ(Tempo)では対応しきれなくなりました。
このため、ワンタッチで高さ、速さが自由に変えられる療育音楽用の伴奏用機械対応のカードやフロッピーを作りました。
これによって伴奏者の必要はなくなり、どんな施設でも、どんな高齢者にも対応でき、新しい時代に即応しています。
療育音楽 指導の実際
私はいつも療育音楽を実施するにあたって、先ず「心」がなければならなず、次に「いつも相手のレベル、ハンディキャップに応じて自分をそれに合わせて やる」ということを指導者の心構えとしています。
そして
@手と脳の関連
A呼吸機能の強化
Bリズムの感の取得
の3つを、指導の重要ポイントとしています。
@ 手と脳の関係
約150億といわれる脳の神経細胞の内、手とつながった神経細胞が一番多いので、手を有効に使うことによって脳を活性化します。
(鍵盤楽器を弾く場合、基礎レッスンでは指先で叩くように弾き、タンバリンやボンゴ、コンガなども、なるべく指先で叩くように奏法に工夫をしています。)
A 呼吸機能の強化
大きな声で歌をうたったり、胸式、腹式呼吸をすることで酸素を多く取り入れ、色々な内臓を刺激すると共に呼吸機能の強化につとめています。
B リズム感の復活と養成
人間の生活はすべてリズムによって作られています。
リズム感を身体につけることを目ざし、日常生活のリズムを取戻させ、少しで も健康につなげる・・・・・というトレーニングを行ないQOLの向上につながるポートがたくさん各地から寄せられています。
事例レポート
私たちの関係している施設などからは毎年レポートが提出され、それぞれの効果が確認されています。
多くの事例の中からヘルシーミュージックで掲載したり、TV、新聞などにとりあげられたり、講演で発表したり、出版物としてまとめたりしています。
レポートが多くの方に役立つことを願っています。

「Happy & Healthy Music」(隔月刊誌)

月刊「ハッピー&ヘルシー・ミュージック」
療育音楽、音楽療法に関する研究発表や、研修レポート、小物打楽器(Little rumの略、通称LD)を使ってのアレンジ楽譜、五線譜を読めない人のための赤星式楽譜 を使ってのアレンジ楽譜、療育音楽の情報と実用例を掲載しています。
発行所 ファミリー・ミュージック・アソシエーション(FMA)
発行人 山田若穂
年間購読料  \2,500円(送料込)
定期購読ご希望の方は…
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